8月もいろんなところからいろんな方が私の藍染めワークショップに参加してくれました。
これを書いている今、息子のサッカー練習が終わるのを近くのカフェで待っていますが、”何でそんなに手が青いの!?”と話しかけられました。
私の手の色について興味津々で色々と聞いてくれた店員さん。すっかりオーダー内容忘れてまた聞きに来るという。
藍染ワークショップを始めた理由は、人に教えるためというよりは、自分がもっと染めたいし上手くなりたいし学びたい、そのためにはある程度の量の染料を作りたいし、かといって今は売るためのプロダクトを沢山染めているわけではないので(ちょっと前までやっていた新しいモノつくりから、すでにあるものを染めたいな、に気持ちがシフト)シェアできる染料があるということからでした。少人数制で私のスキルと染料をシェアする場を自宅の一角に設けています。
一人で誰とも話さずにゆっくりと時間をかけて染めることが実は一番心地よくもあるのですが、人が集まって、特に同じ興味や”なんかこんなのが好きだな”という似た感覚を持った人たちが集まると、私一人では作り出せないエネルギーやアイディアが生まれてとっても刺激を受けます。それに、私一人で一箇所にいるだけではやっぱりどこか固定観念が根を張り出して、見る、知る、考える範囲にリミットができてしまいます。そんなリミットをググッと広げてくれるのが私にとっては旅することであったり、普段の生活でいつも行く所だけでは会えない人たちとの交流。それがなんとなく実現したのが自宅での藍染ワークショプでした。家にいながらして色んな人に出会える。まるで旅をしている気分です。
私たち家族の自宅一角、半径3メートル内の今月の世界旅行の写真です。
今月から、ジャワで育った藍で作られたペーストを使っています。
テキスタイルデザインを学んでいたというチリ出身のオリビアさん。私と同じく草木染め全般に興味があって情報交換したり。
自宅の庭のこのベンチをなぜ今まで使わなかったのか!絞り作業にぴったりの高さでした。
自分で染めたものは格別で、お嬢さんも嬉しそうでした。ここに泊まって1日中染めたいな、とも言ってくれました。 どうぞどうぞ!とうちのツリーハウスをおすすめ。
コンバースで働く彼女からは、ブランドが始めたサステイナブルでファッショナブルな取り組みの話も聞くことができました。コンバースシューズの入った自然に還る紙製の箱にはお花の種が埋め込まれていて、土に還すとお花が咲くという!
そして、日本製、ジャパンモデルのコンバースシューズが一番かっこいいらしいです。
切りっぱなしの晒のフリンジ部分がいいよね、と皆で共感したり。
予定外で、着ていた白いワンピースを脱いで染めだしたり。
アメリカに住んでいるけど、自分のルーツであるアフリカの藍染に想いをよせて旅行中のバリ島で日本人の私の家での藍染をしにきたママ。
私が大事にしまっているだけのアフリカンバティックの布を使って何を作ったら素敵か、アイディアをくれたりもしました。ビーサンを改造して、アフリカンバティックでリメイクしてたのは凄かった!
彼女は、黙々と染めを繰り返して色を重ねる作業を楽しんでいました。バリには4ヶ月の長旅でステイしているとのこと。
二つと同じものはできないので、ゲストの毎回違う出来上がりから私もインスパイアされています。教えて、私も教えてもらう。
これを書いている今、息子のサッカー練習が終わるのを近くのカフェで待っていますが、”何でそんなに手が青いの!?”と話しかけられました。
私の手の色について興味津々で色々と聞いてくれた店員さん。すっかりオーダー内容忘れてまた聞きに来るという。
藍染ワークショップを始めた理由は、人に教えるためというよりは、自分がもっと染めたいし上手くなりたいし学びたい、そのためにはある程度の量の染料を作りたいし、かといって今は売るためのプロダクトを沢山染めているわけではないので(ちょっと前までやっていた新しいモノつくりから、すでにあるものを染めたいな、に気持ちがシフト)シェアできる染料があるということからでした。少人数制で私のスキルと染料をシェアする場を自宅の一角に設けています。
一人で誰とも話さずにゆっくりと時間をかけて染めることが実は一番心地よくもあるのですが、人が集まって、特に同じ興味や”なんかこんなのが好きだな”という似た感覚を持った人たちが集まると、私一人では作り出せないエネルギーやアイディアが生まれてとっても刺激を受けます。それに、私一人で一箇所にいるだけではやっぱりどこか固定観念が根を張り出して、見る、知る、考える範囲にリミットができてしまいます。そんなリミットをググッと広げてくれるのが私にとっては旅することであったり、普段の生活でいつも行く所だけでは会えない人たちとの交流。それがなんとなく実現したのが自宅での藍染ワークショプでした。家にいながらして色んな人に出会える。まるで旅をしている気分です。
私たち家族の自宅一角、半径3メートル内の今月の世界旅行の写真です。
今月から、ジャワで育った藍で作られたペーストを使っています。
フランスからバリに20年ぐらい行ったり来たりしているご夫婦と子供達。インテリアデザイナーのお父さんとは我が家の建築の話をしたり。
自宅の庭のこのベンチをなぜ今まで使わなかったのか!絞り作業にぴったりの高さでした。
自分で染めたものは格別で、お嬢さんも嬉しそうでした。ここに泊まって1日中染めたいな、とも言ってくれました。 どうぞどうぞ!とうちのツリーハウスをおすすめ。
オランダからの仲良し3人組。
コンバースで働く彼女からは、ブランドが始めたサステイナブルでファッショナブルな取り組みの話も聞くことができました。コンバースシューズの入った自然に還る紙製の箱にはお花の種が埋め込まれていて、土に還すとお花が咲くという!
そして、日本製、ジャパンモデルのコンバースシューズが一番かっこいいらしいです。
切りっぱなしの晒のフリンジ部分がいいよね、と皆で共感したり。
予定外で、着ていた白いワンピースを脱いで染めだしたり。
アメリカに住んでいるけど、自分のルーツであるアフリカの藍染に想いをよせて旅行中のバリ島で日本人の私の家での藍染をしにきたママ。
彼女は、黙々と染めを繰り返して色を重ねる作業を楽しんでいました。バリには4ヶ月の長旅でステイしているとのこと。
二つと同じものはできないので、ゲストの毎回違う出来上がりから私もインスパイアされています。教えて、私も教えてもらう。
話が盛り上がって写真はありませんが、ルーマニアからの染色のプロも参加していて(リーバイスジーンズの染めもしていた染め工場とか)色々とお話を伺うこともできました。大量染色・生産の工場のお話だったり、知らなせい世界の話を家にいながらにして聞けるなんてラッキーでした。
ワークショプというきっかけから出会う人たちとの交流とそこから知る世界、繋がり、そして生まれるアイディアだったりと、私一人では作りだせない体験やエネルギーがこの場にふわりと出来上がります。
私はたまたま藍染をやっていて、私にとっては日常のことだけれども、多くの人にとっては布を染めるのは非日常のこと。そんなことをシェアすることで私も集まる人も多様な世界に触れている。
バリと壱岐を行ったり来たりする中、そんな誰かの普通の日常が他の誰かにとっては非日常で特別で刺激的なんだな、と改めて気づきました。
私の生まれ育った壱岐の魅力をこういったカタチで発信できないかと思った時、穏やかに流れる壱岐の日常や、手仕事や、こだわりの作品を紡ぎだす方たちがいらっしゃいます。私は名人さんと呼んでいますが、名人さんによるワークショップが壱岐でもできれば、一人一人では作り出せない体験や生み出せないエネルギーやアイディアが生み出せるのではと思っています。私がここバリで経験しているように。
何だか楽しそう!そこからの始まりでいいとも思っています。
本業でも本気の趣味でも、名人さんの愛と情熱とこだわりを持って続けていらっしゃることを、すでに揃っている道具やワークスペースを使ってシェアしてみませんか?
Artland Ikiの想いに共感していただける方、ほんの少しでも興味がある方は是非Rumiまでrtak001@gmail.comにご連絡ください。
来月、2019年9月20−24日に壱岐でお会いお話し出来る方も是非ご連絡ください!
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