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7月, 2019の投稿を表示しています

Tidak apa apa(大丈夫)!

7月最後の日、ホームシックから気持ちを切り替えて明日8月からはシャキッとしようと思いますが・・・郷ノ浦中学校の生徒さんから頂いたお手紙を読み返してはジーンとしたりしています。勝元の朝市で買ったアオサ入りのお吸物の美味しさにもジーンとしています。 7月4日のことですが、郷ノ浦中学校で講話をさせて頂く機会を頂きました。他、地域でご活躍されている方々に混じって、壱岐出身だけれど今回バリ島からやってきた私は何が話せるだろう。長崎っ子の心を見つめる教育週間の一環でもありました。長男は、同中学校に一時的に体験入学させて頂いていました。お母さんが講話するなんて、息子は恥ずかしかったかもですね。 5人以上の人前で話す機会なんてなかなかなく、話し上手でもないので、クイズ形式とし、なるべく私ばかりが話さないようする形でやってみました。 内容は、壱岐島とバリ島の比較。 長崎っ子の心を見つめる・・・と一見関係ないかなと思いつつ、そうしてみました。 私が思うことをつらつら話してもきっと面白くないだろうと思ったので、”事実”を面白く伝えて、あとはみんながそれぞれに想い考えればいいのかなと。 まずはバリ島と壱岐島の形。 自分の住んでいる島の形。以外に描けないんですよね。 私もクイズで出しておきながら、自分は前日にしっかり再確認しました(実は描けない人の一人でした)。 壱岐の面積:133.8km2 バリ島の面積:5632.86km2 42倍の差。 壱岐の人口:2万6000人 バリ島の人口:422万人 162倍の差! 壱岐の気候:四季 バリ島の気候:年間を通して27−30度ほど 壱岐での言葉:日本語 バリ島での言葉:主にインドネシア語、バリ語、英語 壱岐での有名な祭り:山笠 バリ島での有名な祭り:オゴオゴパレード(これも神輿のようなもの) 神々の島として、 壱岐:神社 バリ島:バリ・ヒンドゥー教の寺 壱岐の通貨:円 バリ島の通貨:ルピア (10,000ルピアはおよそ80円) 為替ってニュースでは聞いてても、皆さんが毎日そこまで気にすることではないでしょう。でも10,000ルピアがたったの80円ぐらいなので(為替は毎日変わると言う話も)0が本当に多い

be kind

約6週間の日本での夏休みを終え、家族とバリ島に戻ってきました。 1ヶ月過ごした壱岐での楽しかった時間・空間・出会いを思い出しては、少しホームシックな気分です。毎年7月はそんな気持ちです。 生まれ育ったホーム、家族がいる場所であるということ、治安を心配することもなかったので気を抜きっぱなしでしたが、正直なところ、島の外を出ればまた少し用心モードになります。広い海の向こうは怖いことも困ることも沢山ありますが、いつも新しい素晴らしい発見があります。 壱岐での思い出。  心地よく自然に身を置けることがとっても身近かすぎて感謝を忘れてしまいがちですが、当たり前ではない当たり前に感謝した滞在でした。当たり前ではないということ、それは身近にない時や失いかけた時にしか分からないものですね。 今年は7月中旬まで暑くならなかったですね。じっとり汗をかくこともなく心地よかったです。 そして、さよなら壱岐の後は愛知、岐阜、そして京都へも行ってみました。 岐阜でみたやぎさん。愛知、岐阜方面は九州の味とは別物で、食べ物でカルチャーの違いを感じます。  日帰り京都は、駆け足で修学旅行コース! 清水寺。  苔の美しさ。これをバリで再現しようとしましたが、インドネシア人には理解されなかったな(汚いと思われた)。ああ、美しい。  金閣寺。息子達、実は見るのは2回目だけれど赤ちゃんの時だったので記憶になく。今回は感動の記憶となったかな。  写経もしてみました。初体験でした。字を書く、願いや心を込めて書く。無心に書く。なんだかとても新鮮でした。  龍安寺。  この有名な龍安寺の石庭。なんとも説明し難い美ですが、解釈ぬきでただただこの庭を長く見つめたかったです。息子達には何がいいのか分からず急かされてゆっくりできなかったですが・・・。 日本人の美的感覚、美の哲学にほろりと感動した修学旅行コース。 日本も南から北までゆっくり旅してみたいです。18歳で壱岐から海外に出た私は、実は日本列島をあまり知らないので、高速のサービスエリアのご当地モノなんかワクワク感動してしまいます!同じ言葉を話せど、国内の緩やかなカルチャーの違いを知れるということで、感

誰かには意味があること/ Things meaningful to me

6月中旬から壱岐に滞在しています。残りもあと1週間。やりたかったことを片っ端からやっている毎日です。ちょっとしたハプニングや、ずっと解決しなかったことが諦め忘れた頃に解決したり(実はバリ島の銀行口座のお金が不正使用されていたんですよぉ(しかもイタリアからの不正使用)・・さらに、オーダーしていたモノがオーダーされずお金だけ消えたり・・・そんなストレスフルなことを忘れかけた頃に全て返金されるという)、楽しい嬉しい発見もあったり、マックブックが急に充電できなくなり焦ったり、心のアップダウンが激しかったこの数週間でした。 そんな外的な要因にさらされてザワザワする自分があるのはよーく分かっているのですが、感情に乗っ取られると本当自分を見失ってしまいます。そんな時に、ただただ美しいものを見るとか、波の音を聞くとか、目的なく行動してみるとか、一人になるとか、役に立ちそうにはないけどとっても意味があるということをしたくなります。 ただ単にそうしたくなって、そうして、そしてまた自分の平穏なコア(軸)に戻れる。皆さんはそんなこと、ありますか? 壱岐はそんなコアに戻れる自然環境が整っているな、と新鮮なぎゅっとしたブロッコリーみたいな青々とした山の間を運転しながらそんなことを思いました。 海の水の透明度にもびっくりします。子供の頃は当たり前すぎてそんなこと普通だと思っていました。まだ寒いですが、今日は子供たちと潜りに行こうと思います。海に潜った時にあるような無いような音が好きです。 壱岐の滞在にも慣れてきたのか飽きてきたのか、「なんでもあるモールに行きたいなー」という息子たちの声を聞き、いいなと思うことはまた世代によっても違うことを再認識したり、「なんでもある」って何だろうと考えたり。 そんな心の状態の時に、Artland IKIワークショップ第二弾であるインド哲学とヨガをあゆみさんと開催しつつ、自分も1参加者として参加したタイミングは、まさに Lakuda Hotel Bekkan のりんさんの言う「必要な時に必要な人に届いた」体験でした。 私はまたそれを、あ、セレンディピティだと思ったりするのですが。狙ってなく起こるのが セレンディピティな出来事 なのですが、そんなことが起こりそうなきっかけ作りの場を模索中です。