実際にこのバリ島ステイプログラムに参加した方の感想をお聞きしました。
名前:Reina
出身地:東京
参加期間&参加時年齢:2019年12月14日〜24日 17歳
- バリ島に行ってみようと思ったきっかけは何ですか?-
私は今回で3度目のバリ島渡航でした。1番最初に行ってみようと思ったきっかけは、高校の世界史の先生に勧めていただいたからです。そこから、海が綺麗で、ゆったりとした時間が流れ、ココナッツが美味しいバリ島が好きになりました!
- 想像していたことと、実際に過ごしたバリで見て体験して気づいたことに大きなギャップはありましたか?-
バリ島といえば海が綺麗で自然豊かなイメージで実際に観光地を訪れてみて、イメージ通りで、嬉しい驚きでした。しかし、一つ路地を入ってみると観光では見ることができないバリの現状、人々の日常やライフスタイルなど良い面も悪い面も含めて、本当のバリ島を感じることができました。驚いたことは、数年前にFBで見たインドネシアの川一面に浮かぶゴミの写真が印象深く、ゴミが多いんだろうな〜と私自身思っていたのですが、バリ島のお店ではレジ袋が廃止されていたり、竹や紙で作られたストローが使われていたりと、日本より環境に対する意識が高く、沢山工夫されていたことです!観光地だけではないバリ島の素敵な所をもっと見るためには、現地に住む人々と繋がることが大切だと思います。私にとってそれが、高間さんファミリーでした!
- 楽しかったことは何ですか?-
体験させていただいたこと全てが楽しく挙げきれませんが、、、選ぶとすると、バリ島ステイの日常生活です。私はツリーハウスに宿泊させていただき、朝は鳥の声で目を覚まし、新鮮なトロピカルフルーツを食べるという夢のような1日の始まりを送っていました。日中のお家にいる時は、su-re.coオフィスのスタッフの方々とランチをしたり、お手伝いをしてくれているAyuさんとお話をしたり、Ryoma君&Taiga君やお友達、猫のLilyと一緒に遊んだりしていました。夕方は高間さん(お父さん)とルミさん(お母さん)とバリ島の環境問題や、こんなのあったらイイねとワクワクするお話をさせていただいたりと、ステイ中の日常がとても楽しかったです!!!
- あまり好きではなかったことは何ですか?-
日本で生まれ育った私は、自分の意見をはっきり伝えることが苦手で、これをやったら相手に負担をかけてしまうかななどを考えてしまっていました。なので「自分のやりたいことをやる」ことは簡単そうに見えて難しく、最初は少し悩みました。ですが、ある日高間さんから「気を遣わなくていい」ということを伝えられて、高間さんファミリーが側で支え、背中を押すサポートをしてくださったお陰で、やりたいことづくしの10日間を過ごすことができました!自分の意見をしっかり言う、日本に居ると遠慮や配慮を習うので難しいことですが、その大切さを忘れず世界で通用するスキルを身に付けることができました。
- 好きじゃない、興味ないと思っていたけど、やってみたら面白かった好きだった!ということはありましたか?-
無いです。私自身やる気と期待で溢れてワクワクしながらバリ島へ渡航したので、バリ島で体験すること全てが楽しそう面白そうで魅力的に感じていました。なので、初めから好きじゃない興味ないと思ったものが無かったです。
- 普段の学校や塾での学びが役に立ったと思うことは何でしたか?-
人前で話す力とデザインの仕方、それと語学力です。生徒会長を務めていた経験から得た「人前で話す力」と、少し習っていた資料作りの「デザイン作成」と、これまで培ってきた英語力です。それらがバリ島ステイの最終日に行なったプレゼンテーションに役立ちました!高間さんからプレゼンをする時のコツなども教えていただき、本番では上手だったね!と褒めていただきましたので、プレゼンに自信がつくようになりました!!
- 日本にいるだけでは、学校の勉強だけでは知り得なかったことは何ですか?-
自分ということです。
私は幼い頃から家族旅行で海外へ行くこともありましたが、その時は、楽しい!だけど、言語が通じなくてルールも違い少し怖い。と感じることがありました。そんな私が勇気を出して高校1年時に1人で海外ボランティアに参加した時、初めてきちんと海外と向き合い、その中で本当の自分を知れた気がします。もちろん日本の中で、学校の勉強をすることはすごく大切ですが、海外で多くの人と出会い、様々な体験をし、触れ合うことで、自分は何が好きで何に興味があるのか、どういう考えの持ち主で、どういう生き方をしたいのか、を自然と考えていました。なので、日本を飛び越え学校の学びだけでは知り得なかったことは、"本当の自分"だと思います。
- バリで過ごした高間家との日常は、日本での家族との過ごし方と違ったと思いますが、特に印象に残ったことは何ですか?-
毎日海へ行くことです。朝と夕方に近くの海へサーフィンをしに行くことが私の中で印象に残っています。私は東京生まれで、毎日海へ行き綺麗なサンセットを見ることができる生活に憧れを抱いていたので、すごく印象的でした。ビーチサイドでルミさんが教えてくださったルミさんの故郷、壱岐の海のお話も聞いて、壱岐に行ってみたくなりました!!
- 参加した体験や、訪れた場所各所でどんなことを感じましたか?-
藍染体験→白いただのTシャツだったものが、今では自分の想いとバリ島の思い出が詰まった1枚のTシャツになり、同じTシャツでもこんなにも変わるんだなと実感しました。ルミさんとスタッフの方々と一緒に作って、とても楽しかったです!
ゴミ処理場→想像を超えていました。プラスティックゴミを無くそう、ゴミを減らそう、など多くの呼びかけが行われていますが、正直そんなに深刻なの?と疑うこともありました。しかしゴミ処理場に行き、自分自身の目と鼻で現状を体感したら、そんなことを疑ってはいられなくなり、環境問題は社会の問題ではなく自分自身の問題になってきているんだと強く実感しました。これを機に私自身も更に環境に対する意識を心がけるようになりました。問題を問題だと捉えるためには、まずは自分自身の五感で現状を知らなければならないと感じました。
海、川→家の裏にある海に繋がっている川を毎日見に行っていたのですが、日によって色が変わっていたり、海と川で綺麗さが全然異なっていたり、繋がってるのに不思議だな〜と感じていました。私は直接見ることが出来なかったのですが、その川で街の人々がお風呂代わりとして使用していたり、色々な使い方をしていると聞いて、面白かったです!今度はもっと何度も足を運んで自分の目で確認したり、川だけでなく他の場所にも行ってみると、変化や人々の生活スタイルを見ることができて、面白そうだなと思いました。
グリーンスクール→壁なく、校舎がバンブーで出来ていて、環境に配慮したビジネス商品を生徒たち自身が創り出していて、こんな学校があるんだ!とすごく驚いたことを覚えています。私が訪れた時は休日で生徒が居なかったのですが、案内してくれた方のお話や学校の外装、商品などを見るだけで凄さが伝わってきました。私もこんな学校に通っていたらどんな人になっていたんだろう〜と考えながら見学していました笑
ラフティング&ビーチで焚き火→またやりたい!それが素直な感想です。ラフティングでは川に落ちてしまったり、焚き火では火傷してしまったりと危険なことも沢山ありました。ですが、川ではしゃいだり、自分で火を調節するために木を上手く燃やしたり、気づけば子どもの頃のように楽しんでいました。日本では危険を配慮して禁止にされていることも多くありますが、少しの危険があったとしても、自然と触れ合い、全力で楽しむことも大切だなと思いました。
シーフードBBQ→ルミさんとRyoma君とTaiga君とsu-re.coスタッフの方々とビーチサイドにあるお店にシーフードBBQを食べに行きました!綺麗なサンセットと、花火、音楽を聴きながら皆んなでシーフードを食べて、帰りたくない!と思うほど最高でした!また、帰りにみんなで近くのジェラート屋さんでジェラートを食べたこともすごく楽しくて、今でも記憶に残っています。
バイオガス→お家ではフルーツの皮などの生ゴミをリサイクルしてバイオガスを作り出す機械があるのですが、私はその機械を作る所からバイオガスを使う所まで体験させていただきました!機械を作る際にはスタッフの方々に丁寧に教えていただきながら、日本の話をしたり、Taiga君と一緒に作ったりと、楽しみながら2日かけて完成させることができました。そのバイオガスを使って作った卵焼きはいつもより美味しく感じました!
- これからこのバリ島ステイプログラムに参加する人へのメッセージやアドバイスはありますか?-
自分は何がやりたいのか?そんなことを考えなくても自然とやりたいことをやっちゃう、それができるのがこのバリ島ステイプログラムだと私は思います。言語が通じない海外は怖いと思う方がいると思いますが、言語が通じなくても温かく受け入れてくれて、ココロで繋がってくれる人々がバリ島には居ます!時に厳しく熱心に支えてくれるお父さん、優しく自分のやりたいことをサポートしてくださるお母さん、面白くて可愛いRyoma君Taiga君、皆さんのお陰で私は多くのことに挑戦し、成長することができました。その一つとして私は、バリ島伝統布Batikの切れ端をリサイクルしたStrings For Yoga matを開発することができました。自分のやりたいことにとことん挑戦する、楽しくて!暑くて!熱い!10日間になりました。今、少しでも海外に興味がある方、行こうかなと思ってる方、是非勇気出して一歩踏み出してみてください。必ず良い経験になると思います。応援しています。
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