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WOMAN IN ARTLAND vol.1 鬼凧制作者/Onidako maker 斎藤あゆみさん/Ayumi Saito



Artland IKIのメッセージである【多様性を祝福しよう!/Let's celebrate our diversity!】を、Artlandの人々の紹介というカタチでも始めたいと思います。

第一弾は、壱岐島のシンボル、鬼凧作りをされている斎藤あゆみさんに聞いてみました。



1. あゆみさんの鬼凧作りについておしえてください。
Please tell us about Ayumi-san's demon kite making.

祖父祖母から受け継いで壱岐の伝統工芸品を作っています。今は祖母と2人で作っています。鬼凧はもちろん字の通り凧揚げもしてますが魔除けの意味もあります。無病息災、家内安全の意味があり、地元では民宿や家の玄関に飾っている方が多いです。
I make traditional crafts of Iki inherited from my grandfather and grandmother. Now I make Onidako the kite with my grandmother. The kites are made to fly, but they also have the meaning of amulets. They are for  health and family safety.Many local people decorate their home entrance area with Onidako.


2. 休日はどんなことをして過ごしていますか?
What do you do on your holidays?

福岡で仕事をして休日に壱岐で仕事しています。夜友達とご飯食べにいくのは楽しみです。
I usually work in Fukuoka and work in Iki on my holiday.
I also enjoy going out for dinner with my friends at night.


3.今行きたい旅先は?
Where do you want to travel now?

京都。何度も行っているが京都の雰囲気が好き。
Kyoto. I've been there many times but I like the atmosphere of Kyoto.


4. おしゃれのポイントは?
What is your fashion point?

仕事では竹を切ったり墨を使用してたりするので動きやすいラフな格好をしてるので出かけたりしてる時は女性らしい格好をするようにしています。
Because I cut bamboo and use ink at work, I usually wear something casual to be able to move easily….so  when I go out, I like to dress up more feminine. 



5. 人生に欠かすことのできないもの3つは何ですか?
What are the three essential things in your life?

- 人とのふれあい
色んな人とふれあって色んな人の考えを学ぶ
- ポジティブな考えを持つ
いい意味でなんとかなる精神で常にいます。
こうなったらどうしよう、、とか思う時間が勿体無いと思う。
- ストレス発散
生きていれば、ストレスは絶対溜まるものだと思う。自分の好きなこと趣味などを見つけて息抜きするのは大事。私は最近釣りハマろうとしてます。(笑)
·      Interaction with people - interact with various people and learn the ideas of various people
·      Have positive ideas - I'm always in a good spirit. I don't have time to think about “what if this and that happens…”.
·      Stress relief - as long as we live, I think stress will accumulate whether we like it or not... It is important to find what I enjoy and hobbies and take a break. I am trying to hook into fishing recently!


6. 普段から心がけていることは?
What do you always keep in mind?

あまり深く考え事をしたり悩まないようにしている。
嫌なことがあったり泣きたくなったりしたい時、一年前の悩みってなんだったっけ?と自分に結構問いかけます。実際何で悩んでたかなんて思い出すのが難しいです。辛いのは今だけ、踏ん張る時期なんだと思って過ごしてます。
I try not to think or worry too deeply.
When I have something I don’t like or want to cry, I try to think what was the problem I had a year ago. It's actually difficult to remember why I was troubled. I try to think that the difficult time won’t last long but now is time to do what I should be doing.


7. 至福の時を感じるのはどんな時?
When do you feel bliss?

友達、家族と居る時。
1人で居る時間も好きだけど、一緒にでかけたり一緒にごはんを食べたり幸せな時間を誰かと共有出来てる時間が好き。
I am very happy when I am with friends and family.
I like to spend time alone, but I like the time I can share happy time with someone like going out and have meal together.

8. 人生の転機は?
What is the turning point of life?

祖父が怪我をした時。
今まで祖父と祖母が二人三脚で鬼凧を作っていましたが2年前祖父が怪我をし私も鬼凧を少し手伝いがてらしてました。そこから祖父と祖母の思いと自分との葛藤もありましたが鬼凧を継ぐようになった事。
That is when my grandfather was injured.
Until then my grandfather and grandmother, just two of them, were working hard to make Onidako.
I started to help them since my grandfather was injured two years ago.
I had struggled between my grandparent’s thoughts and myself, but I came to succeed Onidako making.


9. こうあったらいいな、と今一番願っていることは?
What are you most hoping for now?

壱岐がもっと有名になってほしい。
I want Iki to become more famous.


【鬼凧の由来/Story of Onidako】
その昔、壱岐の島は、鬼ヶ島と呼ばれ、たくさんの鬼たちが人々を苦しめていました。そこで命を受けた百合若大臣が鬼退治にやって来ます。百合若は、鬼どもの首を次々にはねてゆきましたが、首領の鬼がなかなか手強い。やっとはねた首領の鬼の首が宙を飛んで百合若大臣の兜にかみつきました。この鬼凧の絵は、そのときの様子を描いたものです。今では室内の装飾として、家内安全、無病息災の魔除けとして重宝がられています。 文・平尾明丈
A long time ago, Iki island was called “onigashima” and many demons tortured people.
A Warrior came to fight with about 50,000 demons.
He is called “Yuriwakadaijin”.
The Yuriwakadaijin took their necks one by one, but the head demon was quite tough.
At last he took the demon’s head.
It flew through the air and bit the helmet of Yuriwakadaijin.
This onidako’s picture depicts the story at that time.
It’s now used as an indoor decoration, for family health & safety.
Myojyo Hirao

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