スキップしてメイン コンテンツに移動

バリ島ステイプログラム

「広い世界の多様性を祝福」するきっかけとなる、中高生と親子のためのバリ島ステイプログラムです。
(2021年4月現在:コロナウイルスによる影響で、インドネシアへの渡航は制限されています。Artland IKIのインスタグラムで最近の投稿やオンラインでのワークショップのお知らせなどしています。

「ふつう」ってなんだろう。私のワクワクすることはなんだろう。
広い広い世界には、どんな選択肢があるんだろう。
自分の目で確かめに行く、その大きな一歩を見守りサポートします。


このプログラムのメッセージ】
Let's celebrate our diversity / 多様性を祝福しよう!
世界はとても広くて、多様で、色んな見方があって、多くの選択肢がある。私がそれに気づいたのは、子どもの頃、小さな島・壱岐から広い海の向こうの世界へ行ってみたことからでした。
正解は1つではなく、何が正解か不正解なのか、見る角度によって違う。それを住み慣れた日本からぐっと離れて感じてみよう、体験してみようというのがこのプログラムです。英語力・成績・プログラムのための特別な準備は不要。必要なのは好奇心と、少しの勇気。この経験が、世界の多様なあり方を祝福し、そこから何かを感じ学ぶきっかけとなればと思います。



みんな違っていて、それぞれによさや得意なことがある。一人一人の多様なあり方が祝福されたら、それぞれの持つ可能性がきっと最大限に発揮される。そして、それは明るい未来へ繋がると信じています。


【こんな方におすすめです】
·      「ふつう」や「こうあるべき」と言われることにモヤモヤを感じている。
·      自分がワクワクすることをおもいっきりやってみたい。
·      親子それぞれがワクワクすることを思いっきりやってみたい。
·      何かに挑戦してみたい。
·      慣れ親しんだ人たちや環境からちょっと離れて、全く新しい経験をしてみたい。
·      学校や地域で学んだことを実世界🌍で試してみたい。
·      英語で話す苦手意識を減らして、完璧でなくてもジェスチャーを使ってでも異文化の中で楽しくコミュニケーションをとる練習を沢山したい。
【このプログラムでできること】
·      海外に親戚がいる感覚で気軽にバリ島を訪れ、暮らすように旅をしてみる。壱岐出身、2011年からバリ島在住の高間るみ(とファミリー)が、参加者のチャレンジしたいことを付かず離れずでサポート、応援します。
·      様々な日常体験を通して、今まで信じていた「ふつう」を覆すような新しい視点・視野の気づきを得る。
·  日本の外で外国人になってみる。
·      慣れ親しんだ人たちや環境から物理的に遠く離れることで、本来の自分の意思で動いてみる。
·      ネットやニュースで見たり聞いたりしていた海の向こうの出来事を、直接見て体験してみる。
·      普段はなかなか会えない層の人たちとの交流。
·      違う国の、自分と同世代の人たちと交流し、彼らの視点を知ってみる。
·      日本の外から自分の暮らす地域を見て、その素晴らしさや問題点に気づく。
·      教科書からだけでは習えない英語や、異文化の中でのコミュニケーションのとり方。
·      ボーダレスにグローバリゼーションが進む世界を、日常の暮らしの中で感じる。

【このプログラムが大切にしていること】
·      コンフォートゾーン(いつもの日常、家庭、地元、日本)からラーニングゾーンに出てそこから学ぶこと。
·  何を感じ学ぶかは参加者に委ねる。
·      安全だと思われる範囲内で、何をどうしたいのかの判断は参加者に委ねる。
·      安心安全な環境の中で自由になれるシチュエーションを用意する。
·      参加にあたっての準備は不要で、このプログラムに参加すること自体がこれからのあり方や進み方を決めていく上でのインプットであり準備。
·      時間内に達成するべきことは特にない。
·      目に見える結果にこだわらない。
·      参加者の自然に湧き出る内なるモーティベーションを原動力に過ごしてもらいたい。
·      失敗してみよう。
·      再度チャレンジする機会をたくさん用意。
·      自信をつけて、自由を手に入れる術を色々とトライしてみるシチュエーションを用意する。
【参加する理由】
このプログラムを通して、広い世界にはどんな選択肢があるのかを知り、自分は何が好きで得意で求められているのか、を皆さんが考えるきっかけとなればと思っています。それによって、自分の意思で、今の勉強の仕方や時間の使い方や周りとの関わり方を考えたり、これからの進路について考えてみることに繋がればと思っています。
わたしの体験ですが - 海外の多様な環境で過ごした学生時代、いろんな人のいろんなあり方を見て、「なんだ、これでいいんだ」と肩の力を抜いて、そこから徐々に新しいことにチャレンジできるようになりました。そんな風に、より自信を持てるきっかけとなるかもしれません。逆に、自信を失うことも沢山ありましたが、その時その時の自分にとってロールモデルとなる人たちが世界中にいたこと(その情報にアクセスできたこと)は大きな励みとなりました。
また、正解のない予測できないと言われるこれからの時代、普段とは違う環境でもやっていける精神力と適応力を試すよい機会になるでしょう。ますますボーダレスとなっていく世界で、日本の中の日本人としてだけでなく、1人の地球人としての自分、そして地球規模での問題にも向き合う体験となるはずです。
【なぜバリ島で】

インドネシアにあるバリ島は年中常夏のリゾートアイランドで、暮らしやすい気候・自然環境・物価と、そこに暮らすオープンマインドな人々が魅力です。良いか悪いか、よく聞くフレーズは、「Tidak apa apa (ノー、プロブレム!問題ないよ!)」だったり、「Kira-kira(だいたい(という曖昧な表現))」。多くのインドネシア人は、おおらかです。そして、南国ならではのトロピカルフルーツや食べ物も安くて美味しい!
また、私たちの住む西海岸にある
Canggu(チャングー)は、世界中からの移住者も多く、多様な人とカルチャーがミックスしたフィールドは世界の縮図のようで、バリ島という島でありながらインターナショナルでダイバースな環境です。壱岐と同じく、神々の島と呼ばれるバリ島で、島ならではの似ている所と、大きく違う所を発見できる面白さもあります。
また、超観光地のバリ島ですが、近年では世界中から起業家や社会活動家が集まるスタートアップハブとしても知られています。華やかなりリゾート地である一方、世界の問題、特に環境問題がぎゅっと凝縮して目に見える現状のこの島には、グローバルに活動する人たちが集まりその問題へアクションを起こしています。そんな社会起業家たちからインスパイアされ、2030年に向けての国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標)を自分ごととして感じるよいきっかけにもなるでしょう。

Artland IKI 高間るみ 自己紹介】

父は壱岐人(長崎県壱岐市)、母はマレーシア人。壱岐で生まれ育ち、壱岐高校を卒業してから現在に至るまで、人生の半分以上が海外生活(26年ほど)。
ニュージーランドのオークランド大学でBachelor of Arts(教養学部)とBachelor of Commerce(商学部)の学士号を取得。
日本で子供英会話の講師をした後、英国へ渡りNGO団体オックスファムの本部で社内トレーニングプログラム企画のインターンとして働く。
オックスフォード大学のSaidビジネススクールのMBAコース・キャリアオフィスでアシスタント業務をしながら、結婚、長男の出産、子育てを経験。
2009年4月から1年間、家族で壱岐に移住し次男は壱岐で誕生。
2010年から夫の赴任先となったインドネシアへ家族と移住し現在に至る。2人の男の子の母として育児しながら育自。自身のブランドJALAK BALIプロダクトの制作、藍染、ワークショップ、クッキングクラス、ゲストハウス運営、家族と共に古材からツリーハウスを建築したり畑を造ったり、よりサステイナブルで自然に適応した快適な暮らしを試行錯誤中。
藍染はライフワークであり、手を真っ青にしながら生地を染めている時が最も心地よく幸せな時間。スイーツを食べることも作ることも大好き。最近は、洗剤や日焼け止めなど、作れそうなものはホームメイドすることが楽しい。作ってみることでぶつかる疑問からさらに探究していくことが好き。
Artland IKIのインスタグラムにバリ島での生活や、日本とはちょっと違うここでの「ふつう」を載せています。











コメント

このブログの人気の投稿

WOMAN IN ARTLAND vol.1 鬼凧制作者/Onidako maker 斎藤あゆみさん/Ayumi Saito

Artland IKIのメッセージである【多様性を祝福しよう!/Let's celebrate our diversity!】を、Artlandの人々の紹介というカタチでも始めたいと思います。 第一弾は、壱岐島のシンボル、鬼凧作りをされている斎藤あゆみさんに聞いてみました。 1. あゆみさんの鬼凧作りについておしえてください。 Please tell us about Ayumi-san's demon kite making. 祖父祖母から受け継いで壱岐の伝統工芸品を作っています。今は祖母と2人で作っています。鬼凧はもちろん字の通り凧揚げもしてますが魔除けの意味もあります。無病息災、家内安全の意味があり、地元では民宿や家の玄関に飾っている方が多いです。 I make traditional crafts of Iki inherited from my grandfather and grandmother. Now I make Onidako the kite with my grandmother. The kites are made to fly, but they also have the meaning of amulets. They are for  health and family safety.Many local people decorate their home entrance area with Onidako. 2. 休日はどんなことをして過ごしていますか? What do you do on your holidays? 福岡で仕事をして休日に壱岐で仕事しています。夜友達とご飯食べにいくのは楽しみです。 I usually work in Fukuoka and work in Iki on my holiday. I also enjoy going out for dinner with my friends at night. 3.今行きたい旅先は? Where do you want to travel now? 京都。何度も行っているが京都の雰囲気が好き。 Kyoto. I've been th...

Woman in Artland vol.10 Simple Compost ふじわらのあさん

 Artlandな人々、10人目のWoman in Artlandは、インドネシア・バリ島在住の17歳、ふじわらのあさんです。我が家の息子たちも含め、日本人だけど小さい頃からバリ島で育ってきたのあさん。のあさんの活動Simple Compostについてもお話を聞きました。私にとってはとてもタイムリーなコンポスト(堆肥作り)! 1. のあさんの自己紹介 バリ島在住17年、17歳の「ふじわら のあ」です。私は地球が大好きで、緑溢れてる地球を作りたいと思い、simple compostと言うエコ活動を始めました。私は将来、人と地球をサポートをする仕事をしたいです。 2. 今やっている活動Simple Compostについておしえてください。 コンポスト活動は家のガーデンで1年半程前に試行錯誤しながら始まりました。活動を始めたきっかけは、3つあります。それは ①ビーガンユーチューバーがコンポストをやってるのを見て憧れて始めました。②皆と違ったエコ活動をしたいと思い始めました。③私の小さい力ですが、より緑溢れてる、綺麗な地球を作りたいと思い、始めました。Simple compostでは誰もが長続きするように、簡単で手頃に家にあるものでできる コンポストの作り方 を教えています。 3. バリ島での暮らしで一番好きなことは何ですか? バリ島暮らしで、1番好きな事は、どこにでも大自然がある事です。例えば、海や山でゆっくり自然とたわむれて心にゆとりが作れます。 4. 人生に欠かすことのできない3つをあげるとしたら何ですか? ①家族 ②自然 ③瞑想 5. こうあったらいいな、と今一番願っていることは? 世界中の人々が世界で起きている問題、地球温暖化、人種差別などのことで、誰もが声を挙げられる世の中になる事を望んでいます。私が今1番願ってる事私のエコ活動をより多くの人に広めて、緑豊かなバリ島をそして地球を作りたいです。  また、毎日のように世界で直面してる、自然災害や人種差別が無くなって世界中に愛と平和が広がることを願っています。

WOMAN IN ARTLAND vol.6 音楽講師・ 石元厚子さん/music teacher Atsuko Ishimoto

音楽が与えてくれる“聴く” “歌う” “奏でる” 楽しさと感動、そして可能性。 誰もがふと感じたことがあるのではないでしょうか。 そんな心に響く体験を、長年、壱岐で指導されてきた石元厚子先生にインタビューしました♪ 1. 厚子さんのお仕事について教えてください。 Please tell us about your job. 音楽講師です。自宅教室とヤマハのシステム講師として働いています。また療育にも携わってます。 I am a music teacher. I work as a home classroom teacher and YAMAHA system teacher. I am also involved in nursing (developmental support) through music. 2. 音楽を通して伝えたいことは何ですか? What do you want to convey through music? 生きる力‼︎目標を決めそれに向かって計画を立て達成する。様々な人生の局面で打ち勝つ強い心を育てたい!そして、音楽がその人の強みとなると良いなと思います。 Life skills! Skill to set goals and plan to achieve them. I want to nurture a strong will that overcomes various (difficult) situation in life!And, I hope that music can be someone's (competitive) advantage. 3. 休日はどういう風に過ごしますか? How do you spend your holiday? 結局は家のことに追われてしまって終わります… コンサートや講座受講のための時間のやりくりで休みがなくなったり… I end up being overrun by the housework ... no rest for me because of the time spent for the concerts and lectures. 4. 今行きたい旅先は? Where do you wa...