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8月, 2019の投稿を表示しています

半径3メートル内の世界旅行 / My trip in the garden

8月もいろんなところからいろんな方が私の藍染めワークショップに参加してくれました。 これを書いている今、息子のサッカー練習が終わるのを近くのカフェで待っていますが、”何でそんなに手が青いの!?”と話しかけられました。 私の手の色について興味津々で色々と聞いてくれた店員さん。すっかりオーダー内容忘れてまた聞きに来るという。 藍染ワークショップを始めた理由は、人に教えるためというよりは、 自分がもっと染めたいし上手くなりたいし学びたい 、そのためにはある程度の量の染料を作りたいし、かといって今は売るためのプロダクトを沢山染めているわけではないので(ちょっと前までやっていた新しいモノつくりから、すでにあるものを染めたいな、に気持ちがシフト)シェアできる染料があるということからでした。少人数制で私のスキルと染料をシェアする場を自宅の一角に設けています。 一人で誰とも話さずにゆっくりと時間をかけて染めることが実は一番心地よくもあるのですが、人が集まって、特に同じ興味や”なんかこんなのが好きだな”という似た感覚を持った人たちが集まると、私一人では作り出せないエネルギーやアイディアが生まれてとっても刺激を受けます。それに、私一人で一箇所にいるだけではやっぱりどこか固定観念が根を張り出して、見る、知る、考える範囲にリミットができてしまいます。そんなリミットをググッと広げてくれるのが私にとっては旅することであったり、普段の生活でいつも行く所だけでは会えない人たちとの交流。それがなんとなく実現したのが自宅での藍染ワークショプでした。家にいながらして色んな人に出会える。まるで旅をしている気分です。 私たち家族の自宅一角、半径3メートル内の今月の世界旅行の写真です。 今月から、ジャワで育った藍で作られたペーストを使っています。  テキスタイルデザインを学んでいたというチリ出身のオリビアさん。私と同じく草木染め全般に興味があって情報交換したり。 フランスからバリに20年ぐらい行ったり来たりしているご夫婦と子供達。インテリアデザイナーのお父さんとは我が家の建築の話をしたり。 自宅の庭のこのベンチをなぜ今まで使わなかったのか!絞り作業にぴったりの高さでした。 自分で染めたものは格別で、お嬢さんも嬉しそうでした。こ

畑から食卓まで/farm to table・畑の名人さん募集

7、8月と観光ピークシーズンのバリ島は、どこも渋滞です。そしてものすごい開発スピードで、新しいホテルやレストランができています。 公共交通手段がなく、学校への送り迎えも車。交通安全上のこともあり車で送迎なんです。壱岐で短期入学させてもらった我が家の子供達は、壱岐では歩いて学校に行けるのが嬉しそうでした。教科書の重さにはめげそうでしたが・・・。 バリでは、普段は15分で行ける距離が渋滞で1時間になることもあり、運転が相当ストレスになってきましたー。 食品買い出しに行く回数も減らしたい(=運転したくない)、プラスチック包装を家庭に入れたくない(= リサイクルゴミ運搬がタイヘン )、無農薬採れたてお野菜を食べたい、となればやっぱり家庭菜園で(ある程度)自給自足しかないです! 単に、やってみたかったという理由でもあります。お花やお野菜やフルーツがなる庭への憧れ!です。 3月に始めたフーゲルカルチャーのやり方で作った段々畑 での家庭菜園。少しずつ収穫ができるようになりました! 参考になるか分かりませんが、散らかった資材や丸太を片付けるべくこのフーゲルカルチャーのやり方をトライ。とにかく、栄養になりそうなものを埋めてしまうという。 もうこの散らかった状態が2年ほど続いておりました・・・。丸太転がってるし、できたかどうか分からないコンポストもほったらかし。パパイヤがどこからでも生える。落ち葉が毎日すごい。 それらを全て、埋めてしまいます。 埋める。どんどん埋める。 隙間には生ゴミコンポストや枝や落ち葉や・・・・とにかく庭に散々しているものを栄養源にベース作りです。丸太も何年かかるか分かりませんが、朽ちるという想定です。森の仕組を真似しているよう? 土は買いました。Tanah suburと言われたので腐葉土混じりの土なんだと思います。 サラサラしていました。 入り口に山できた。 埋める、埋める。 見た目が可愛い段々畑を目指す。 そして、3段の苗床が完成!5月頃はこんな感じでした。 初収穫はながーい、インゲン。その名もlong beans。 ゴーヤも! ミニトマト。これが後ほどもっさもさの茂みになるとはつゆ知らず。どれぐら

ご近所社会見学、世界見学・Study trip (near and far)

ゴミ問題、プラスチック問題、大きく言う環境問題は日々深刻度が目に見えてきています。美しい壱岐の島では、ポイ捨てゴミは見ませんが、潮の流れによってはどこからか漂流することもありますね。捨てられる段階前では、お買い物をしていると過剰包装と、とにかく入れる入れるプラスチック袋の数に驚きます。 バリ島はゴミ処理施設やルールが日本ほど明確ではないので、本当に酷くて、ゴミ問題が目に見え肌で感じます(息子達がゴミ袋をかき分けサーフィンすることも)。 それでも、そんな問題を少しでも解決に向けようと、 EcoBali なるリサイクル業者がいます。私たちもバリ島に2011年に来て以来ずっとお願いしている月4回の回収サービス。それが今年5月になって私たちの住むエリアには来れなくなってしまいました。 来てはいけなくなりました。 なぜか。 よくあるこういう話、リサイクル回収サービスによる儲けの独占がこのエリアで取り決められたようです。EcoBaliさんは来なくていいからね、ここのエリアは自分たちでなんとかするからね、バイバイ、もう来ないでね!な感じで、私の住むエリアにはまともなリサイクル回収サービスがなくなってしまいました。 結局、誰もまともに仕分けも回収サービスもできていない状態です。 一応名前としてあるのですが、結局、回収費を徴収し、仕分けされずどこかにトラックに乗せて持って行かれています。不法投棄の可能性も大いにあります。 プラスチックゴミ、紙などの資源ごみ。リサイクルにまわせばいいと言うものでもないとはずっと思っていましたが、日常、何から何までプラスチックや紙に包まれて販売されているので意識して貰わないようにしつつも避けては通れず、どうしても家庭にたまるそんなゴミ。人任せではいけませんが、信頼するEcoBaliに渡せばきっとリサイクルしてくれていると思い、住んでいるエリアの(信頼できない)回収サービスは使わずに、こっそり月2回、車で25分ほど運転してゴミをEcoBaliのリサイクルセンターに運んでいます。 正直、とっても面倒です。 これがしたくないので、本当にゴミ0生活にしたいです。 家庭菜園を始めたのもそんな気持ちもあってです。 そんなことをEcoBaliスタッフとも話したのですが、痛みをともなわないと(私にとっては、面倒なゴミの運搬)、アクション