スキップしてメイン コンテンツに移動

畑から食卓まで/farm to table・畑の名人さん募集

7、8月と観光ピークシーズンのバリ島は、どこも渋滞です。そしてものすごい開発スピードで、新しいホテルやレストランができています。

公共交通手段がなく、学校への送り迎えも車。交通安全上のこともあり車で送迎なんです。壱岐で短期入学させてもらった我が家の子供達は、壱岐では歩いて学校に行けるのが嬉しそうでした。教科書の重さにはめげそうでしたが・・・。
バリでは、普段は15分で行ける距離が渋滞で1時間になることもあり、運転が相当ストレスになってきましたー。

食品買い出しに行く回数も減らしたい(=運転したくない)、プラスチック包装を家庭に入れたくない(=リサイクルゴミ運搬がタイヘン)、無農薬採れたてお野菜を食べたい、となればやっぱり家庭菜園で(ある程度)自給自足しかないです!
単に、やってみたかったという理由でもあります。お花やお野菜やフルーツがなる庭への憧れ!です。

3月に始めたフーゲルカルチャーのやり方で作った段々畑での家庭菜園。少しずつ収穫ができるようになりました!

参考になるか分かりませんが、散らかった資材や丸太を片付けるべくこのフーゲルカルチャーのやり方をトライ。とにかく、栄養になりそうなものを埋めてしまうという。

もうこの散らかった状態が2年ほど続いておりました・・・。丸太転がってるし、できたかどうか分からないコンポストもほったらかし。パパイヤがどこからでも生える。落ち葉が毎日すごい。



それらを全て、埋めてしまいます。


埋める。どんどん埋める。
隙間には生ゴミコンポストや枝や落ち葉や・・・・とにかく庭に散々しているものを栄養源にベース作りです。丸太も何年かかるか分かりませんが、朽ちるという想定です。森の仕組を真似しているよう?


土は買いました。Tanah suburと言われたので腐葉土混じりの土なんだと思います。
サラサラしていました。
入り口に山できた。


埋める、埋める。
見た目が可愛い段々畑を目指す。


そして、3段の苗床が完成!5月頃はこんな感じでした。


初収穫はながーい、インゲン。その名もlong beans。


ゴーヤも!


ミニトマト。これが後ほどもっさもさの茂みになるとはつゆ知らず。どれぐらいの間隔で植えたら良かったのかよく分かりませんでした。



ミニトマトは7月から収穫できています!ただ、成長のための支柱を用意していなかったので(何にも知らず・・・)、重みで根こそぎ倒れかかっています・・。それでも毎日のように赤くなった実が収穫できます。本当、至福です!


薩摩いも、なはず・・・ですが、ちょっとどうしたらよいか分からず放置です。もっさもさと広がっています。


ピーマン。何で全然大きくならないのかな?可愛い観賞用みたいになっています。


芽が出た生姜を土に植えたら、できた!というか、土から出ていた。これは浅すぎた?


収穫時だったのか待つべきだったのかよく分からず、引っこ抜いてみました。生姜はよく使うので収穫できて嬉しい!

そうそう、藍染の藍の葉はこれです。この種類だけではなく世界各地に色々あるのですが、これは東南アジアで育ちやすいindigofera tinctoriaです。これだけ、生き残りました。観賞用程度しかありませんが、まずは最初の一歩。



そして今週末は、新しくまたゴーヤと、きゅうり、なすを植えました。ひまわりとマリゴールドも!お花も欲しいです。土いじり、すごく無心になれます。あんまり勉強せずに温暖なバリ島の気候と太陽さまに頼っているだけなので、もっとちゃんと勉強しなくては!

いわずと知れた観光地バリ島は、たくさんのワークショップや滞在型のリトリートが多くあります。畑つくりのリトリートもあり、ファームに滞在して、お野菜やフルーツを植え収穫し食卓に並ぶまでを学び楽しむスタイル。まさにFarm to Tableです。私たちが毎日当たり前のように食しているものが食されるまでは本当に多くの人の手がかかっていますし、何よりも自然の恵みを頂く、その工程を知るのはとても面白いです。自分の体に入るものなのでなおさら知りたい。バリではそんな要望がたくさんあります。そんな私も学びたい人の一人。
自然の条件が揃った壱岐は100%自給自足の島と言われますが、それって本当すごい。畑の名人さんがたくさんいらっしゃるということですね!そんな名人さんから学べる機会があったらいいな、すごくいいなと思います!!
出来上がったお野菜やフルーツは自然が織りなすアートピースです。Artland Ikiは畑の名人さんを募集しています。どんなことするの?のご質問何でもいいです。コメントやダイレクトメッセージ、またはrtak001@gmail.comでご連絡ください!

写真下:庭の野菜だけでは到底賄えないので、先日農家さんから直接お野菜&フルーツ6kgをデリバリーしてもらうサービスをお願いしました。ベジブーケみたいでとっても可愛くて美味しかったです。プラスチック包装もなく籠入りというのもgood! 若手のファーマー育成にも取り組むこちらFuture Farmersより。










コメント

このブログの人気の投稿

Woman in Artland vol.11 ChonTea ファウスティン・タン/Faustine Tan

 Artlandな人びと、11人目のWoman in Artlandは、インドネシア・バリ島でChonTeaとして活動しているファウスティン・タン/Faustine Tanさんです。お茶を通して、とてもワクワクする非日常へ導いてくれるChonTeaのワークショップは、まさに一杯のお茶の中にアドベンチャーを感じる"adventures in a cup of tea"のとおり。大の日本好きで日本へは10回以上行ったことがあるそうで、お抹茶の点て方もここバリ島でおしえています。 初めて会った日にワークショプを一緒にしてみようよ!の話になり、4月17日に我が家の庭で開催決定。家庭でできる お茶の循環ワークショップ"Circle of leaf"も一緒にします 。 1. ファウスティンさんについて、そしてChonTeaの始まりをおしえてください。  Please let us know about you and how you started ChonTea. My name is Faustine, 35years old and I lived in between Bali and Bangkok for the past 9 years, this is the first year I did not take any flight due to pandemic, but soon. My Mother originally from Surabaya, so I grew up in Surabaya, Jakarta and Malaysia. I start my first job when I was in University at The London School of Public Relations, as a junior journalist for a local newspaper in Jakarta and then move to UNICEF as a trainee and grown my corporate career there for 4 years, decided to move to Bali in 2009, helping my family in wooden ...

WOMAN IN ARTLAND vol.1 鬼凧制作者/Onidako maker 斎藤あゆみさん/Ayumi Saito

Artland IKIのメッセージである【多様性を祝福しよう!/Let's celebrate our diversity!】を、Artlandの人々の紹介というカタチでも始めたいと思います。 第一弾は、壱岐島のシンボル、鬼凧作りをされている斎藤あゆみさんに聞いてみました。 1. あゆみさんの鬼凧作りについておしえてください。 Please tell us about Ayumi-san's demon kite making. 祖父祖母から受け継いで壱岐の伝統工芸品を作っています。今は祖母と2人で作っています。鬼凧はもちろん字の通り凧揚げもしてますが魔除けの意味もあります。無病息災、家内安全の意味があり、地元では民宿や家の玄関に飾っている方が多いです。 I make traditional crafts of Iki inherited from my grandfather and grandmother. Now I make Onidako the kite with my grandmother. The kites are made to fly, but they also have the meaning of amulets. They are for  health and family safety.Many local people decorate their home entrance area with Onidako. 2. 休日はどんなことをして過ごしていますか? What do you do on your holidays? 福岡で仕事をして休日に壱岐で仕事しています。夜友達とご飯食べにいくのは楽しみです。 I usually work in Fukuoka and work in Iki on my holiday. I also enjoy going out for dinner with my friends at night. 3.今行きたい旅先は? Where do you want to travel now? 京都。何度も行っているが京都の雰囲気が好き。 Kyoto. I've been th...

Woman in Artland vol.10 Simple Compost ふじわらのあさん

 Artlandな人々、10人目のWoman in Artlandは、インドネシア・バリ島在住の17歳、ふじわらのあさんです。我が家の息子たちも含め、日本人だけど小さい頃からバリ島で育ってきたのあさん。のあさんの活動Simple Compostについてもお話を聞きました。私にとってはとてもタイムリーなコンポスト(堆肥作り)! 1. のあさんの自己紹介 バリ島在住17年、17歳の「ふじわら のあ」です。私は地球が大好きで、緑溢れてる地球を作りたいと思い、simple compostと言うエコ活動を始めました。私は将来、人と地球をサポートをする仕事をしたいです。 2. 今やっている活動Simple Compostについておしえてください。 コンポスト活動は家のガーデンで1年半程前に試行錯誤しながら始まりました。活動を始めたきっかけは、3つあります。それは ①ビーガンユーチューバーがコンポストをやってるのを見て憧れて始めました。②皆と違ったエコ活動をしたいと思い始めました。③私の小さい力ですが、より緑溢れてる、綺麗な地球を作りたいと思い、始めました。Simple compostでは誰もが長続きするように、簡単で手頃に家にあるものでできる コンポストの作り方 を教えています。 3. バリ島での暮らしで一番好きなことは何ですか? バリ島暮らしで、1番好きな事は、どこにでも大自然がある事です。例えば、海や山でゆっくり自然とたわむれて心にゆとりが作れます。 4. 人生に欠かすことのできない3つをあげるとしたら何ですか? ①家族 ②自然 ③瞑想 5. こうあったらいいな、と今一番願っていることは? 世界中の人々が世界で起きている問題、地球温暖化、人種差別などのことで、誰もが声を挙げられる世の中になる事を望んでいます。私が今1番願ってる事私のエコ活動をより多くの人に広めて、緑豊かなバリ島をそして地球を作りたいです。  また、毎日のように世界で直面してる、自然災害や人種差別が無くなって世界中に愛と平和が広がることを願っています。