ゴミ問題、プラスチック問題、大きく言う環境問題は日々深刻度が目に見えてきています。美しい壱岐の島では、ポイ捨てゴミは見ませんが、潮の流れによってはどこからか漂流することもありますね。捨てられる段階前では、お買い物をしていると過剰包装と、とにかく入れる入れるプラスチック袋の数に驚きます。
バリ島はゴミ処理施設やルールが日本ほど明確ではないので、本当に酷くて、ゴミ問題が目に見え肌で感じます(息子達がゴミ袋をかき分けサーフィンすることも)。
それでも、そんな問題を少しでも解決に向けようと、EcoBaliなるリサイクル業者がいます。私たちもバリ島に2011年に来て以来ずっとお願いしている月4回の回収サービス。それが今年5月になって私たちの住むエリアには来れなくなってしまいました。
来てはいけなくなりました。
なぜか。
よくあるこういう話、リサイクル回収サービスによる儲けの独占がこのエリアで取り決められたようです。EcoBaliさんは来なくていいからね、ここのエリアは自分たちでなんとかするからね、バイバイ、もう来ないでね!な感じで、私の住むエリアにはまともなリサイクル回収サービスがなくなってしまいました。
結局、誰もまともに仕分けも回収サービスもできていない状態です。
一応名前としてあるのですが、結局、回収費を徴収し、仕分けされずどこかにトラックに乗せて持って行かれています。不法投棄の可能性も大いにあります。
プラスチックゴミ、紙などの資源ごみ。リサイクルにまわせばいいと言うものでもないとはずっと思っていましたが、日常、何から何までプラスチックや紙に包まれて販売されているので意識して貰わないようにしつつも避けては通れず、どうしても家庭にたまるそんなゴミ。人任せではいけませんが、信頼するEcoBaliに渡せばきっとリサイクルしてくれていると思い、住んでいるエリアの(信頼できない)回収サービスは使わずに、こっそり月2回、車で25分ほど運転してゴミをEcoBaliのリサイクルセンターに運んでいます。
正直、とっても面倒です。
これがしたくないので、本当にゴミ0生活にしたいです。
家庭菜園を始めたのもそんな気持ちもあってです。
そんなことをEcoBaliスタッフとも話したのですが、痛みをともなわないと(私にとっては、面倒なゴミの運搬)、アクション(私にとっては、ゴミ0生活にすること)に繋がらないよねという話。ゴミを持っていく回数が減らせるよう、そして0になるようそんなライフスタイルにシフトしていこうと思います!
そんな私は、家庭&事務所で、口うるさい風紀委員のような存在となっています。
そんなゴミ搬送日が近くなって来た頃、
こんなタイムリーな記事を見つけたのでシェアします!
なぜタイムリーかと言うと、上に書いたように5月から資源ごみを回収してもらえなくなり、そんなゴミの行き場所のことも意識するようになったから。
そして、このミランダ・ワンが資源ごみの行き先について疑問を抱いたのが15歳の時の社会見学であったこと。
そして、数日前には日本の高校生グループの通訳として同行したバリ島のGreen School(グリーン・スクール で、生徒達がどのようにして資源ごみから学んでいるのかを見ることができたからです。
ジャングルの中に建つオープンで巨大なバンブー建築のこの学校。自然と調和した学習環境でサステイナビリティーを教育理念として、子供の頃から起業家マインドを植え付ける学校として有名です。2020年にはニュージーランド校もオープンするそうです。
使用済みクッキングオイルからそんな3つも出来上がるその工程をサイエンスとして学び、また出来上がったものを商品として売るということでビジネスも学んでいるそう。
バリ島はゴミ処理施設やルールが日本ほど明確ではないので、本当に酷くて、ゴミ問題が目に見え肌で感じます(息子達がゴミ袋をかき分けサーフィンすることも)。
それでも、そんな問題を少しでも解決に向けようと、EcoBaliなるリサイクル業者がいます。私たちもバリ島に2011年に来て以来ずっとお願いしている月4回の回収サービス。それが今年5月になって私たちの住むエリアには来れなくなってしまいました。
来てはいけなくなりました。
なぜか。
よくあるこういう話、リサイクル回収サービスによる儲けの独占がこのエリアで取り決められたようです。EcoBaliさんは来なくていいからね、ここのエリアは自分たちでなんとかするからね、バイバイ、もう来ないでね!な感じで、私の住むエリアにはまともなリサイクル回収サービスがなくなってしまいました。
結局、誰もまともに仕分けも回収サービスもできていない状態です。
一応名前としてあるのですが、結局、回収費を徴収し、仕分けされずどこかにトラックに乗せて持って行かれています。不法投棄の可能性も大いにあります。
プラスチックゴミ、紙などの資源ごみ。リサイクルにまわせばいいと言うものでもないとはずっと思っていましたが、日常、何から何までプラスチックや紙に包まれて販売されているので意識して貰わないようにしつつも避けては通れず、どうしても家庭にたまるそんなゴミ。人任せではいけませんが、信頼するEcoBaliに渡せばきっとリサイクルしてくれていると思い、住んでいるエリアの(信頼できない)回収サービスは使わずに、こっそり月2回、車で25分ほど運転してゴミをEcoBaliのリサイクルセンターに運んでいます。
正直、とっても面倒です。
これがしたくないので、本当にゴミ0生活にしたいです。
家庭菜園を始めたのもそんな気持ちもあってです。
そんなことをEcoBaliスタッフとも話したのですが、痛みをともなわないと(私にとっては、面倒なゴミの運搬)、アクション(私にとっては、ゴミ0生活にすること)に繋がらないよねという話。ゴミを持っていく回数が減らせるよう、そして0になるようそんなライフスタイルにシフトしていこうと思います!
そんな私は、家庭&事務所で、口うるさい風紀委員のような存在となっています。
そんなゴミ搬送日が近くなって来た頃、
こんなタイムリーな記事を見つけたのでシェアします!
なぜタイムリーかと言うと、上に書いたように5月から資源ごみを回収してもらえなくなり、そんなゴミの行き場所のことも意識するようになったから。
そして、このミランダ・ワンが資源ごみの行き先について疑問を抱いたのが15歳の時の社会見学であったこと。
そして、数日前には日本の高校生グループの通訳として同行したバリ島のGreen School(グリーン・スクール で、生徒達がどのようにして資源ごみから学んでいるのかを見ることができたからです。
ジャングルの中に建つオープンで巨大なバンブー建築のこの学校。自然と調和した学習環境でサステイナビリティーを教育理念として、子供の頃から起業家マインドを植え付ける学校として有名です。2020年にはニュージーランド校もオープンするそうです。
超開放的で、部屋ごとにきっちり区切られてもおらず、職員室らしきスペースで先生方が新年度(ここは8月始まりです)の準備で忙しそうにしていました。
先生達のランチ。バリ島あるある、バナナの葉はお皿として使って、そのままコンポストできるのでとっても便利です。(我が家もBBQするときはお皿はバナナの葉です!)学校内で採れたお野菜やフルーツも使っていて、残飯は家畜の餌となったり、コンポストされゴミにはしません。
教室の机は長方形でも楕円でもなく、組み合わせ自由自在でグループミーティングができるようになったり。ホワイトボードも3つぐらいあり、教室の前とか後ろとかもなく全てが移動式。ホワイトボード自体もまた廃車のフロントガラスを再利用したものだったり。日本の高校生からの「雨風吹いたら濡れそうな教室ですが、大丈夫なんですか?」の問いに、さらっと「奥に移動するだけですよ。」。
そうですね、と皆で納得。
この日見た体育の授業は、畑横の泥の中で、泥相撲のような舞いのような・・・。
とってもワイルド。
昔、壱岐の実家がお米を植えていた一帯の風景に似ていて、なんだか懐かしい感じがしました。
校内のゴミは21種類に分別され、なんとEcoBaliに買い取ってもらっているそう。買い取ってもらえるほど綺麗に洗ってから細かく分別しているそうです。
ゴミ分別スペースの横はこんな実験ワークスペースでした。ツールやマシンを使って、ゴミから新たなものを作るクリエイティブスペース!プラスチックをチップにして溶かすマシン、3Dプリンターもありました。これは楽しそう!
使用済みクッキングオイルからバイオバスを走らせる燃料も作っているらしく、そのスクールバスで生徒さん達が登校。そんな燃料だから、「バスの後ろを臭うとフライドチキンの匂いがするよー!」とのことです笑。
燃料だけでなく、精製中に分離するグリセリンはエッセンシャルオイルと混ぜてハンドソープになり、校内の売店でも販売されていました。3層に分離したうちの1つは固まったfatで、キャンドルとして使われていました。
プラスチックゴミから作ったタイルやアクセサリーも。
天然の繊維(バナナやバンブー)からも色々作っていました。ノートブックが可愛かったです。
こんな学校、学び方もあるという例の紹介みたいになってしまいましたが、個人的に、学び方を学ぶ時代だなぁと感じました。
2人の子供の親でもあるので、親目線から見ていた部分もありましたが、ものすごいスピードでいろんなことが目まぐるしく変化し情報が飛び交い、社会・環境問題も進んでいる中、50年前とあまり変わらない学び方でいいんだろうかと。ミランダ・ワンが15歳の時、社会見学での疑問をきっかけに、プラスチックのリサイクル技術を生み出し新たな経済価値を生み出そうとしていること。すごいとしか言いようがないですが、その「社会見学」ってとっても衝撃なことなんだと思います。まずは一歩外に出てご近所の社会見学でもいいと思います。少しずつ外にでて、「世界見学」となっていけば本当に世界が多様であることを知ることになります。もう中高生には戻れない私ですが、自分もまだまだ社会見学中の身な気がします。
世界って広いな。
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