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Woman in Artland vol.9 y'z PALETTE Yasco Kanehiraさん

Artlandな人々、9人目のWoman in Artlandは、インドネシア・バリ島在住のアーティストYasco Kanehiraさんです。私もYascoさんのスタジオy'z paletteで絵付け体験をさせてもらったり、この外出自粛中もYascoさんの素敵なティーポットでお家時間を楽しく彩ることができました。
「それぞれがそれぞれに素晴らしく美しい。」は、Artland IKIのメッセージ、celebrating our diversityの想いと同じです。バリ島ステイプログラム中に、y'zpaletteのワークショップに参加もきっと楽しいと思います!
Yascoさん。ショップ兼ワークショップスペースのy'z Paletteにて。

1.Yascoさんのお仕事と、それをはじめることとなったきっかけをおしえて下さい。

絵描きです。離れて暮らす祖父が同じ大学の日本画を専攻し、絵を描いていました。私は文字が書けない頃からその祖父と絵手紙でやり取りしていたそうです。誰にでも得意な事がある、得意な事を伸ばそうという教育を受け、それを生かして一生を暮らせるように、という母の思いもあり、直接的なコミニケーションよりは手紙や絵で想いを形にする事が好きで、絵を何時間でも描いている子供でした。コンクールや応募も積極的に参加させてくれ、全国区の賞を取ったりしました。高校の3年生が終わる際に初めての個展を開催しました。

2.このお仕事を通して伝えたいメッセージは何ですか?

世の中ではコミニケーション能力が大切で重視されます。実際それがあれば生きて行けるようにも感じます。しかしながら(私もその一人ですが)、人とのコミニケーションがあまり得意ではない人達も一定数います。私は自分が得意な事、自分が心から好きな事、一生かけて貫きたい仕事に出会えて、大変幸福だと思っています。得意分野を誰もが見つけられ、或いは探して行く事が人が平和に幸福に生きて行く糧になると考えています。直接的なコミニケーション能力は低くとも、誰しもそれに代わる能力があるはずだと信じています。諦めないで探して欲しい。

3.Yascoさんの進む原動力は何ですか?
私の制作の原動力は、人との色々な関わりの中で生まれた感情や揺らぎ、です。

4.バリ島での暮らしで一番好きなことは何ですか?
ゆっくり流れる時間です。
そして年中暑い事は精神にも楽だし活動的でいられる事です。


5.人生に欠かすことのできない3つは何ですか?
愛 & 清い精神 & 一生出来る仕事 

6.今思うこうあったらいいなという願い(ご自身についてでも、世界についてでも)は何ですか?
日本では、逃げ場が少なく、失敗すると終わりのような環境にある事が人を追い込み行き場を失うように思えます。人はそれぞれに役目があると思っています。(歌の歌詞みたいですが)花は皆異なり、大きい花や派手な人目を引く花もあれば、道端に誰にも気付かれず咲く花や岩の隙間に咲く花もあります。咲くまでゆっくりな花、過酷な環境でも根を伸ばしたくましく生きる花もいます。それぞれがそれぞれに素晴らしく美しい。人間もそれぞれ異なるからこそこの世界は面白いのでは。上手く生まれ持った性質や能力を行かせる社会になる事。それを受け入れられる私達個人になること。これから益々必要になって来る気がします。


tea port by Yasuko Kanehira
ある日の我が家の朝食。Yascoさんのティーポット、私の藍染めしたナプキン、インドネシアのフルーツをふんだんに使ったジャムやキャッサバのパンケーキ。そして日本の焼き物やホーロ。
日常がトロピカルでカラーに溢れたバリ島。好きなものに囲まれた毎日を送れて幸せです。



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