今週は子供達の学期と学期の間のお休み、term breakです。庭に造ったツリーハウスを自分たちも使いつつ貸してもいるのですが、オランダからのゲストさんに貸している間、私たちもちょっと旅に出ることにしました。
と言っても、私たちの住むCangguから車で1時間半ほどの島のあっち側、Bukitへ。
超観光地のバリ島ですが、住んでいると見るもの全てが日常なのでとっても普通になってしまい、わざわざ行くのもねぇ....と結局自分の心地よいeasyなゾーンから動かなくなりがち。壱岐で生まれ育った私は、絶景の辰の島に行ったのは数年前が初めて!
シンプルに目の前の日常に満足というのもいい。とても幸せなことです。
でも、少し足を伸ばして行った先では、必ず、良くも悪くも予想していなかったことを見たり体験したり考えたり、誰かと出会ったりします。心地よいホリデイになるかもしれないし、痛い経験からの学びある体験(修行!)となるかもしれない。
私たちにとっての今回の旅は島内ということもあり、20分でパッキング。子供達のパッキングは一切手伝わないのもお互いにとってよいんですよ。泊まる先のPandawa beach付近は何もないという情報に、ちょっとワクワク。幸せなことに何でも手に入る今、便利なことが汚染に繋がっている今。何もないかも、ということにワクワクする自分がいかに恵まれているか。そんなこともふと思ったり。
しかし、甘党の私は、美味しい甘いものがないホリデイはツマラナイ修行になってしまうと思ったので、冷蔵庫に入れっぱなしの50%割引のマスカルポーネチーズで、料理好きの次男とささっとティラミスを作ってタッパーに入れて出発することにしました。
世界がぎゅっと縮小された多様な人種が集まるチャングー(Canggu)を後に、サンセットロード(Sunset Road)の渋滞を越え、空港付近を超え、Bukitの半島へ到着。会議に参加の夫を降ろしてから、息子たちとPandawa beach付近の宿へ。向かう途中、どんどん何もなくなって行き、緑も少ないとてもドライなエリアへ入っていき、建築で使われるであろう白いlime stoneが掘られ運送されるのを横目に、舗装されていない道路へ突入。やっぱり最後に見たスーパーで食べ物買っておけばよかった・・・と少し後悔しながら、無事、ブーゲンベリアの咲き誇るオーシャンビューの宿に到着。
スーパーもレストランもないけど、青い空とオーシャンが見えて真っ赤な花が咲き誇っている。ティラミスもある。何でもある!
目の前の世界をどう見るかによって、何にもないとも何でもあるとも言える。私は、10代の頃からの沢山の旅と出会いと酷い経験と感動の体験から、そんなことに気づきました。
感受性豊かな10代の頃からそんな旅を体験すること、オススメです!
まずは島内を旅してみてもいいし、ちょっとでも興味を持ったことやイベントに行ってみてもいいと思います。10、11月はArtland Ikiでもいくつかワークショプを開催していますので是非! Shane先生の英語で日光写真ワークショップは、壱岐にいながらにしてアメリカにいる体験ができるfun timeになると思います!中高生は無料のワークショップですので是非ご参加ください。
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